ただいま

学校に行けない私が外出する理由をつくるためにブランドもののワンピースを毎週買ったり、ヤリモクのおっさんと遊ぶのに実家から片道945円で東京に行ったり、ライブハウスとお酒にのめり込もうとした、あのころの私よりずっと可愛くなってモテるようになった(整形したから)、努力して色々なこと変えてきた、でも外出する理由を自分で作れないことと、連れ出してくれる何かにのめり込むのに必死なのはうん年前となにも変わんなかったね、幼稚な遊びだって切り捨ててったら家以外の居場所が無くなってて病気がまた酷くなって、退院したときみんなに会って「生きててよかった」って言ったけど死にぞこないの暮らしに戻ったよきれいさっぱり。死にぞこなったので再来週から就活はじめるよ、脳味噌かたわのメイクマニーたのしみなんだあ

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さみしい

なんか 帰りたくないわ

一緒にいてよ

ずっと一緒にいて

つらいから

ひとりにしないで

何言ってもしょうがないけどさ

あ もう行くの

さよなら

あーさみしい

さみしい

さみしい

さみしいから歩く

昼も来た道をまた歩いてる

どれだけ踏んでも街は怒らない

街は私の足の下と目の前にずっといる

私の影は私のあとをずっとついてくる

私が行く場所に必ず居てくれる

今街といっしょになってる

景色が頭の中にいるから街といっしょと言っても過言ではない

まちがあるからさみしくない

地下道の天井と壁が私を護ってる

さみしい

歩いてる

たばこ買った

遠くの喫煙所まで来たから吸う

煙を吐いて飛ばしてるよ

あいつは帰っちゃったから

さみしいぶんだけこの煙吐いて

気が済んだら捨ててやる

捨てたよ

私は吸殻捨てたから行くよ

また来た道を歩いて歩いて電車に乗って歩いて歩いてうちに帰るよ

ひとりだよ

あ 香水のいいにおい

うちはいい香りするから帰るよ

帰ろう早く帰ろう

さみしいって言ったんだっけ私

どうでもいいよ やることたくさんあるから

片付けしてお花の水いれかえて

薬飲んで寝て朝日といっしょに起きるから

起きたら朝日といっしょだ

さみしくないわ 花もあるし

旬の野菜 脳みその風邪

またかよって話ですが、布団から起き上がれなくなって、水を飲んだりトイレに立つこともできなくなって、好きだった音楽を聞くことが耐え難い苦痛になって、連絡を返すのはもちろん億劫で、iPhone7を握る力も出なくなったからベッドサイドに横向きに固定してタイムラインを眺めたりぼんやり死ぬことを考えていた。3日前までのことで。一般的な抑うつの症状の最終段階くらいに来たのでこれはまずいと思い、薬もちょうど切れて通院の日だったので病院へ駆け込んだら、先生は私の顔を一目見て「調子が良くない」の度合いを把握したようだった。今まで精神科ガチャを回してきた中で最も信頼している先生なんだけど、さすがである。1種類のお薬が35mg→75mg/日に増えた。その日は外出できて気分がよかったし、同じ脳カタワの友達に誘われて鍋を食べにいった。きっちり終電に間に合わせて帰宅し(ストラテラがなければ普通に逃していたのでラテラ万歳)、洗顔歯磨きを済ませ床についた。ら、翌日120%の鬱で立ち上がれなくて、真っ白な灰になってしまった。バイト行けないし辛いなぁなんて言ってる自分が今思えば滑稽だ。脳みその風邪なおしてからバイト行けという話なのにね。あのまま友達の家に泊まったり、朝日を浴びて帰宅して、暑いしカレー作ろうとか、役に立つか知らんけど勉強したいこと好きなだけやるとか、どこに行くか決めてないけどバチバチに化粧してみるとか、ギターを持って家を出てみるとか、ゲーセン行くためだけに電車に乗るとか。私が今本当に必要としているのはそういう日々なのに、身体中の力が抜けなくて、どうしても頑張らなきゃ、頑張った自分だけを褒めよう、なんとかしようとしてしまうね。最近はよく、バイト前の朝に、立ち上がるための気合を入れるために腕をスパスパッと切る。AEDみたいに、死にかけたら電気ショックを与えると心臓動くぞみたいな効果を信じていて。なんの根拠も無いですけど。切ると本当に「いてっ!!アッ、いてっ!」となり、背中を冷たい水が流れるように目が醒めて急に動き出せる。浅い傷から血が玉になって出ることにまたビックリして、絆創膏を貼って、前髪を整えたら家を出る。なんでもいいから、25分の電車に間に合うために、今日の自分を褒めてやるために、健常者が働く健常者の社会に腕1本でも食い込むために、駆け込み乗車してやるぞと走る走る走る走る。私はおかしいかもしれない。社会はおかしいかもしれない。リュックにヘルプマーク(赤い札)ついてて満員電車に汗だくで駆け込む人はそこにいるべきでないのかもしれない。もう走りたくないかもしれない。走りたくないかも。楽になりたい。楽になりたいかも。宝くじに当たるのと走り出したらトラックにぶち当たるのとどちらが命中率あるんだろう。光る風を追い越したら 何が待っているのかな〜

ルサンチマンの墓場

旅行は楽しい?友達と趣味を共有するのは楽しい?疑問形で書いたけど、まあ楽しいんだろうなあ。楽しそうだなあ。いいなあ、いいなあ、いいなあ…


大学、もっと通いたかった。年下の同級生ばかりだったけど友達ができたりもした。教授たちは本当に優秀な人ばかりで毎週講義が楽しみだった。浪人した甲斐があった。でも座っていると眠気が襲ってきてどれだけ内容が面白くても60%くらいしか聞けなくて、カフェイン剤を飲むと吐くので眠る前にボイスレコーダーで録音してみたけど聞き返す時間がなかった。毎月の病院代や食費や画材費がとんでもないことになるので、誰にも言いたくないバイトでなんとかしていた。全力で働いて、勉強して課題の制作に遅くまで居残ってから家へ帰っても作業に追われていたら、頭が真っ白になって、気がついたら退学届けを期限ギリギリに提出していた。あらゆる余裕が1ミクロンも残さず削られて社会から捨てられた。限界だった。

寝ていたら21歳の春が来た。この春にここ数年の間にできた友達がみんな就職した。学部卒も院卒も不思議なことに、一斉に会社員となってたくさんお祝いし、私は職を失っていた。友達というのもツイッターで知り合ったとか、その人に紹介されてという感じで、学校も出身地も趣味も性別もちぐはぐに集まったが、あなたと仲良くしたいという姿勢をみせれば人は私に優しくしてくれた。私に優しい人間と話すのはなんだって楽しい。今も多くの人が私に優しくしてくれることがほぼ唯一の救いだ。

でも、みんな大学を卒業してるしすごい、卒業旅行にいったなんとかって国の話をしたりする。なんか…すごいなあ。大学を卒業できなかったことで私の自尊心はズタズタになった。大卒の人間なんて別の生き物のように思えて直視できない。鬱病がよくならなくて夜に起きては自傷ばかりしてきたから自分のパスポートも持っていない。

しかもダブらずに就職して、この夏に賞与で旅行でも行くみたい。賞与…。私には無いから、一緒にタイすら行けないよ。健常に生きられるサブカルの人って旅行好きだな。なんで?


旅行は楽しい?友達と趣味を共有するのは楽しい?


私は暗い部屋で明け方まで絵を描くのが一番好き。鬱病になる7年前よりも前からずっとそう。友達と趣味を共有できるのは年間で5時間くらいだけど悪くないと思う。みんなと共有したいから同じ音楽をいろいろ聞いてみたし、好きなのも見つかった、けど3年後も聞いてるかは分からない。みんなは居心地の良い人生に乗っかってちゃんとした人になって、ちゃんとした人はちゃんとした人と仲良くするのが心地いい。みんなが離れていけば私はまた暗い部屋で明け方まで絵を描くだけだ、旅行は病気がよくなったら行ってみたい。

かゆい

時おり、自分の左腕を切り取って食べるイメージが脳にパッと映って、断片的だからどこから食べ始めるとか、何時間で食べ終わるとか、経過はわからず、フィルムの中に違う画が一瞬だけ紛れ込むように、自分の左腕を右手で掴んで生のままかぶりつく画が頭から離れない。試しに左肩から生えてる左腕の手首あたりをかじってみたけど夜にびっしょりかいた汗の味しかしない。イメージと違って赤い血は出ない。あと、腕が肩から生えたままでは肘の裏を自分で齧れないことに気付いてしまった。想像と違う残念なことが起きるとすごく悲しいな。私は眠るとき、全裸なので、目を開けると自分の肌がたくさん見えるのだけど、食べられないのかと思うとがっかりする。私は私の肌が好きだ、手触りや色や弾力が…すごく美味しそうに見える。素っ裸で寝転がると両乳房、へそ周りの丘、内もも、ふくらはぎと一望出来るんだ、知ってた?すごくうまそうだ。私はおいしいものが好きだから見ればわかる。お前の母ちゃんよりおいしい謎のバーモントカレーとか作れるよ。昨日、冷蔵庫にある豆腐3パックの賞味期限がもう切れることに気付いて急いで加熱調理するために仕方なくクックドゥ(普段は死んでも使わない)と肉とネギだけ買って帰って、全裸で麻婆豆腐を作ったのだけど、マズすぎて泣いてしまった。クックドゥは甘えみたいなところあるけど何だかんだ便利だよwってクックドゥマウンティング張ってくる人間がよくいるけど、犬用の菓子とか食ってもうまいと言うだろう。お前に何がわかるんだ、こんな思いをするのなら草や花に生まれたかった

友達料LINEpayまでよろしく

昨日は自殺未遂をした。軽い自傷なら、傷だけ残らないようにごく稀にやるけども、ちゃんと死のうとしたのは久しぶりだ!様々な要因が重なってド鬱で立ち上がるのも辛かったので、部屋からキッチンまで3メートル、這っていって水を飲もうとしたけど、立ち上がれなくて、水が飲めなかった。蛇口をひねれば出てくる水を私は飲むことができなかった。加えてひどい風邪をひいていたが、昨晩からこの昼頃まで抗生物質を飲めておらず、喉がカラカラだし、乾いた咳が止まらない。さらに親知らずの異常発達によって歯茎が荒れて奥歯が噛み合わず固形物が食べられないという状況で、このまま餓死できると思ったので、そのまま楽なように横たわって、眠った。たぶん目覚めても二度と立ち上がれずに死ねると思った。キッチンの床の上で、1週間ぶりくらいに6時間もの睡眠をとれた(最近いきなり不眠症になったので6時間はすごい)のち更に喉が渇きすぎと寝疲れで目が覚めて、癖でiPhoneを見たら、友人から体調を案ずるような連絡が来ていることに気付いた。iPhoneだけは持って這っていけたのか。私は、なんとなく今こんな感じで、猛烈にアクエリアスが飲みたいと、それから自宅の位置情報を送っていた。やり取りが履歴には残っているけれどあまり記憶にない。餓死をだいぶ甘く見ていたなー。

ほどなくして友人が本当に来てくれて、ポカリスエットやゼリー飲料をくれて、おにぎりは小さく千切って食べるのがいいと教えてくれた。歯が噛み合ってないのでものすごくゆっくりと潰してなんとか食べられた。味わうどころでなかったけど、半日前まで普通に死ぬつもりでいたけど、ご飯はとても美味しいと思った。いつも通り他愛のない話などしたのち、もうすぐ終電だし君は明日も仕事だろう、と言って帰ってもらった。見送ってからまた涙が止まらなくなって、もっと目が腫れぼったくなって、また疲れてしまったので一服して寝た。

 

「私や友達みんな彼女を助けようとしたけど結局は誰も救えなかった。君も私の助けになってくれるけど、本当にどうしようもなくなったら君の力では救えないし、その時はしょうがない」「そうですね」

君みたいな良き友達に恵まれている点で私は幸せなんだろうけど、君らとまた出会うには頑張って無理をしてすり減らして働いて、病気をよくして、そうしないと一緒にいられないじゃない。息抜きや遊びがなければ暮らしは続けられないけれど、私は人並みよりずっと色々な能力が足りないから、それだけのために無理を頑張り続けるしかなくて働く。追いつきたくて必死で嘘ついたり誤魔化してなんとか、けど、もうそういうの疲れたな。ずっと疲れっぱなしで、日毎に頭が回らなくなってぼーっとする時間が増える。たった今なにをすべきか分からなくなる。君たちが私と居ると楽しいと言ってくれるのはもちろん嬉しいけど、それを生き甲斐に頑張るのにも私はひどく疲れちゃいました。毎月10万ください。

 

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花が好きなのは

すてきな瓶にさすと様になるから

かわいい孫に服を着せるみたいに

お酒の瓶などなんでも気に入ったのを集めてしまう


無論、それだけじゃない

花はどれも綺麗だ

花屋の店先に並んでいるのだから当然だ

太陽に透かして見るとたいへん美しい

自分の汚い肌と違ってみずみずしく鮮やかな色を瞳に映してくれる


水に挿した花はすぐ枯れるから

ひと月に何本も買う

これでは瓶に花を着せていると言うのが正しい


自分も、短い命のあいだに綺麗に咲くほうがよかった


将来の夢はお花屋さん